「七夕(たなばた)まつり」

２０１７年(ねん)７月(がつ)２日(ふつか)（日(にち)）西尾(にしお)にほんごひろばの生活(せいかつ)日本語(にほんご)クラスと入門(にゅうもん)クラスが合同(ごうどう)でたなばたの授業(じゅぎょう)を行(おこな)いました。

この時期(じき)に毎年(まいとし)欠(か)かさず行う「たなばた」。今回(こんかい)は紙芝居(かみしばい)で織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)がなぜ年に１度(いちど)しか会(あ)えなくなったのか、なぜ短冊(たんざく)に願(ねが)いを書(か)くのかを説明(せつめい)しました。
さてみんなの願いは何(なん)でしょうか。圧倒的(あっとうてき)に多(おお)いのは「お金(かね)がほしい」。あとは「日本語(にほんご)が上手(じょうず)になりたい」、「国(くに)の家族(かぞく)の健康(けんこう)を願う」など日本語(にほんご)教室(きょうしつ)に通(かよ)う学習者(がくしゅうしゃ)ならではの願いもありました。中(なか)には「タバコをやめたい」と現実的(げんじつてき)な願いもあり禁煙(きんえん)の難(むずか)しさは国を問(と)わずといったところでしょうか。

短冊に願いを書いたあとは折(お)り紙(がみ)で「織姫(おりひめ)」「彦星(ひこぼし)」を作(つく)りました。初(はじ)めて折り紙をした感想(かんそう)は「紙を折って何(なに)かができるっておもしろい」「日本人(にほんじん)は器用(きよう)だね」。
最後(さいご)に折り紙を１２枚(じゅうにまい)つなげて作るくす玉作(だまづく)りはとても難(むずか)しい内容(ないよう)でしたが、できた人(ひと)とわからない人が教(おし)え合(あ)って完成(かんせい)すると拍手(はくしゅ)が起(お)こりました。 
   
 
みんなで集合(しゅうごう)写真(しゃしん)を撮(と)って解(かい)散(さん)しましたが学習者たちの願(ねが)いが叶(かな)うといいなと思(おも)いました。