西尾高等学校1年(ねん)生(せい)の国際理解講座へ、西(にし)尾(お)市(し)国(こく)際(さい)交(こう)流(りゅう)協(きょう)会(かい)から3人(にん)の講(こう)師(し)を派遣(はけん)し、講(こう)演(えん)を行(おこな)いました。講座に参(さん)加(か)した生徒(せいと)の皆(みな)さんから感(かん)想(そう)をいただきましたので、いくつかご紹(しょう)介(かい)します。
☆ジュダル・フィリップさんへの感想
フィリピンにも、日(に)本(ほん)と同(おな)じように方言(ほうげん)があることが分(わ)かりました。フィリピンと日本の意(い)外(がい)な共(きょう)通(つう)点(てん)を見(み)つけられてうれしかったです。でも、日本と違(ちが)って、電(でん)車(しゃ)があまりなく、車(くるま)が多(おお)すぎていつも渋(じゅう)滞(たい)していると聞(き)きました。実(じっ)際(さい)の写真(しゃしん)を見ると、道(みち)は車でうめつくされ、駅(えき)は人(ひと)でいっぱいでした。移(い)動(どう)はとても不(ふ)便(べん)だろうなと思(おも)いました。 フィリピンの敬(けい)語(ご)は、文(ぶん)の頭(あたま)に“Po”とつけるのだそうです。なので、講師の方(かた)は日本の敬語はとても難(むずか)しくて、理解するのが大(たい)変(へん)だったとおっしゃっていました。
また、国(こっ)旗(き)の向(む)きや色(いろ)の配置(はいち)で、それぞれ平(へい)和(わ)と戦争(せんそう)という意(い)味(み)があることを知(し)りました。日本には、そういうのはないので驚(おどろ)きました。また、外国語(がいこくご)を修(しゅう)得(とく)するためには、実(じっ)際(さい)にその国(くに)へ行(ゆ)き、その国のことを学(まな)ぶことが必(ひつ)要(よう)だと聞(き)きました。やはり、実際にふれてみるのが大切(たいせつ)なのだなと思(おも)いました。また、講師の方は、11年日本語(にほんご)を勉(べん)強(きょう)したと知(し)って、あせらずゆっくり勉強することが、言(げん)語(ご)を学(まな)ぶうえでは大切なことなんだなと思いました。私(わたし)もこれから、コツコツ勉強していこうと思います。 今(こん)回(かい)の講話(こうわ)で、異(い)国(くに)のことだけでなく、言語を学ぶうえで大切なことも知(し)ることができたので、よかったです。
☆メイさん、サイさんへの感想
今日来(き)てくれた講師の方は、2人(ふたり)とも20代(だい)でフィリピン人(じん)でした。 フィリピンの母(ぼ)国(こく)語(ご)は英語ではないけれど、スラスラと英語をしゃべっていました。英語は小(しょう)学(がっ)校(こう)の時(とき)から習(なら)うそうです。私も小学校の時から英語の授(じゅ)業(ぎょう)を受(う)けています。でも、まだあまり上(じょう)手(ず)にしゃべることはできません。私は文(ぶん)系(けい)に進(すす)み、英語をもっと勉強したいと思っています。でも先(せん)生(せい)方(かた)は学校(がっこう)だけが勉強する場(ば)じゃないと言(い)っていました。