第3回English Night
What Foreigners know-and don’t know –about Japan
「外国人が日本について知っていること、知らないこと」
- 講師
- Joern Moeller
- 日時
- 2019年9月24日(火)pm7:00~8:30
- 場所
- 西尾市総合福祉センター 4階第6集会室
- 参加者
- 30名(一般参加者 11名)
ほとんどの場合他人と話すとき、私たちは相手が自分と同じように知っていることとして話します。しかし、他の人に知識や考えていることを知らせるのは難しいことです。
例えば、西尾市のHPのはじめに「西尾市は戦国時代以降に城下町として栄え、江戸時代には六万石を誇りました。西尾市内には歴史的に重要な文化財を有する寺院や史跡が密着しており、西尾駅からの交通アクセスにも優れています。……」とあります。
講師のヨルン先生はこの西尾市の紹介の翻訳をしており、外国人の多くが「戦国時代」「城下町」六万石」は何を意味するのか理解したいと思っているのです。
だからその部分に、より理解できるようにいくつかの説明を加えています。
来日する外国人をグループに分けて説明してくれました。
グループ1:初めて来日したゼロからのスタートの人
グループ2:リピーター
グループ3:しばらくの間滞在し仕事もする人
グループ4:より深く日本を知るために来て平均的な日本人より深く学んでいるひとの4つです。
ほとんどの外国人が知っている日本の基礎知識は5つあり
1地理 2文化 3宗教 4歴史 5経済 です。これらの知識はどのようにして得られたかの詳しい説明がありました。
そして、外国人が初めて訪れたときに話したいことは、日本の文化や歴史、有名な景色だけではなく、私たち日本人が日常としている田んぼや茶畑や竹林、タクシーやトイレ、スーパーマーケットなどが興味ある話題だということです。
ある日外国人に会い、会話をするチャンスがあったら彼らと話しコミュニケーションを図り、彼らが日本を知る手助けができることが、おもてなしの第一歩かもしれないと思いました。
今回のEnglish Nightには一般からの多数の参加者があり、いろいろな意見も飛び交い、英会話学習が西尾市への外国人来訪者との交流に必須だと、あらためて感じました。
次回の「English Night 一般公開」にも是非多数お越しください。