第2回 English Night
「Where is everybody? The Fermi Paradox
みんなはどこにいるの? フェルミの矛盾」
- 日時
- 2019年6月25日午後7時~8時30分
- 場所
- 西尾市総合福祉センター4階 第6集会室
- 講師
- Christopher Bodenstein
- 参加人数
- 20名
1950年に物理学者Enriko Fermiは同僚と歩きながらUFOの話をしていた。Alan Dunnの書いた、エイリアンがニューヨークでゴミ箱を盗んでいる漫画の話を聞いて、道理にかなっていると言い、突然「みんなはどこにいるの?」と聞いた。みんなとは地球外生命体のことである。宇宙には1000億から2000億もの銀河があり、それぞれの銀河には1000億もの星がある。私たちの銀河、天の川銀河だけを考えても約1000億の星がある。ほとんどの星の周りに惑星があると考えると、私たちの銀河だけで1000億以上の惑星があることになる。
もしこれらの惑星のわずか1%に生命体がいるとしたら、約10億の惑星に生命体がいることになり、さらにこれらの惑星の1%で生命体が知的生命体に進化しているとしたら、知的生命体のいる惑星の数は・・・(だんだん数字がわからなくなってきた。)
とにかく、それほど多くの惑星に知的生命体がいると推測されるのに、どうして生命体、もしくは知的生命体の何の証拠も見つからないのだろう?みんなどこにいるの?というのがタイトルのフェルミの矛盾である。
クリストファー先生はエイリアンという思いがけないテーマで、たくさんの写真を見せて説明して下さり、とても楽しかったです。会場からも多くの質問が出ました。こんな講座を聞き逃すなんてもったいないです。English Nightは一般公開なので是非みなさんお越しください。