Chasing a Dream
- By
- Casey Sparks(西尾市 ALT)
- 会場
- 西尾総合福祉センター4階 第6集会室
- 参加者
- 33名
今回のスピーチはケイシーさん。アメリカのコネチカット生まれ、兄姉を持つ末っ子。お父さんはペンタゴンやホワイトハウスで働く軍人さん。育ったのはワシントンDCから車で30分のバージニア州。
背が高く、がっちりした逆三角形の体格。見るからに強持ての感じです。笑顔で話し始めると、イメージするのとは全く違った優しく穏やかな語りかけに、あれっ、と思い自然に話に引き込まれてしまいました。
ゆっくりと、とてもクリアーな英語であまり難しい単語を使わずに話してくれたので聞き取りが苦手な私でも7割ぐらいは聞き取れた気がします。
ケーシーは今回で日本に来たのは5回目です。日本を気に入って西尾市のAETになった彼の話は興味深いものでした。
簡単に内容を紹介します。
高校の時選択科目で、日本語と日本文化を選択しそれにはまってしまったこと。夏休みに交換留学生として鹿児島で過ごしたことがまたそれを促したこと。日本語の先生がJET Programでの英語の先生だったので、彼の経験話を聞いて、いつか日本で英語を教えたいという夢を持つようになったこと。大学では国際交流(アジア)を専攻し、大阪では英語の教師になる学士を取ったこと。何度もチャレンジし、ついに英語の教師になったこと。今、また、新たな夢を持ちそれをかなえていきたいと思っていること。
最後に彼がこの経験から得たポイントを示してくれました。
・家族や友人を大切にしよう。彼らは困難な時に力になってくれる。
・心の奥で求めているものに目をそらさず、たとえ困難だと感じても諦めずに賢い選択をして 夢を追いかけよう。
スピーチは短いものでしたが、興味深い内容と、それを明確に伝えてくれる組み立ては素晴らしいと思いました。
スピーチ後のQ&Aでは、質問がいろいろ出ました。いくつか紹介します。
- なぜ日本語を選んだのか?
- 誰も選択していなかったので、やりがいがあると思ったから。
- strangeと思った経験は?
- それはあまりない。ただ、やり方がdifferentと思った。
- はじめて日本に来たときどう思ったか?
- 「日本の学生は皆規律正しい」両親から聞いていたが、実際はそうではなかった。
- 今まで一番大変だったことは?
- 日本で生活してみて、言葉が大変で、言いたいことがまだ正しく言えません。
ケイシーとの出会いでまた新しい世界観や価値観を学ぶことができるような気がしました。(M.K.)