活動紹介

日本語教室(木曜クラス)

日本語教室木曜クラスは2018年12月13日(木)に、福祉センター2階の調理室で「点心パーティ」を行いました。ボランティア10名、学習者10名、学習者の子ども2名が参加しました。

メニューは、中国人学習者の指導による「餃子」と、ベトナム人学習者の指導による「揚げ春巻き」と、日本人ボランティアによる「コーンスープ」でした。


中国人の学習者は調理室にやってきてすぐに、小麦粉と水で餃子の皮を練り始めました。練った後で少し寝かせておくのがモチモチになるコツだそうです。調理台ごとに、餃子は白菜、しいたけ、ニラを、春巻きは人参、きくらげ、ニラ、春雨等を刻んでいきます。それをよく練り、最後にその国独特のスパイスを入れて具作りが完了すると、学習者が先生になって具を巻いていきます。「先生、違う!違う!」「むずかしい!もう一回教えて!」「こうですよ」と日本語クラスの時とまったく立場が変わっていたのがとても面白かったです。



ボランティアがコーンスープを作っていると、木曜クラスの学習者は主婦が多いので「私も家で作ってみたい」「私はこうして作るよ」と、まるで料理教室のようでした。
できたての熱々をみんなで頬張り「おいしいね」「楽しいね」と言い合いました。一緒に調理をすることは、学習者にとっては言葉の理解が進むことになり、また互いの文化を理解することにつながると思いました。
なにより「おいしいものが好き!」というのは万国共通ですね!