みんなで巻き寿司をつくろう
日本語教室木曜クラスは、2018年7月12日(木曜)に西尾市総合福祉センター内の2階調理室で「みんなで巻き寿司をつくろう」イベントを開催しました。寿司作りの得意な講師を迎え、ボランティア11名、学習者11名が参加しました。
下ごしらえでは、野菜をきざんだり、卵焼きを焼いたりしました。ご飯が炊き上がると講師から、酢をうち、お米にまぶす時はお米を切るように混ぜるとお米がふっくらすると指導を受け、講師の真似をして酢をうち、うちわであおいでお米を冷ましました。
巻き寿司の具は種類豊富に、しいたけ、かんぴょう、卵焼き、きゅうり、アボガド、エビ、牛肉の甘辛煮、シソ、カニカマ、レタス、シーチキンを用意しました。参加者全員が見守る中、まずは、講師が巻き方を説明してくれました。まきすにのりとごはんをのせ、細かい具から順にのせていき、くるっと巻く様子に全員から「ほーっ!」という歓声があがりました。その様子を学習者のほとんどが携帯を取り出し動画におさめていました。
ずつ順番に好きな具材を選んで講師の指導の下、巻き寿司を作り、カットした後、写真を撮りました。学習者はもちろん初めての体験だったようですが、ボランティアのほとんども現在では家庭で巻き寿司を作る機会が少なくなっており、講師に注意をもらい、ドキドキしながら作っていました。
巻き寿司の他にも、お稲荷さんも作りました。まずはお米を手のひらで握ってから甘辛く煮てある油揚げに入れていきます。ふんわりお米を握るのがコツだそうです。
全員で試食会では、お寿司の他に、すまし汁と、ベトナム人の学習者さんが差し入れてくれた、ココナツミルクにしょうががピリッときいた手作りのお豆腐デザートもいただきました。Tくんありがとう。
日本語教室では教える側と習う側ですが、参加者全員が同じ立場で講師から指導を受けて同じものを作っていくことはとてもおもしろかったです。それを一緒に食べて「おいしいね」と言い合い、笑顔がこぼれていました。
齋藤