活動紹介

協会事業

8月22日(日)に西尾市国際交流協会の「落語」のイベントがありました。
協会の会員もたくさんの人が参加して、盛り上がることができました。

日時 2021年8月22日(日)12:15~13:00
場所 西尾市総合福祉センター 4階ふれあいホール
講師 黄昏亭駄らくさん
参加者 77名


話し手の黄昏亭駄らく(たそがれていだらく)さんは実は交流英語の鈴木さんのご主人です。コロナ前は年間100~150回公演をされていたそうです。観客は日本語学校の生徒さんが多く、落語を見るのが初めてという方がほとんどでした。わかりやすい落語の説明から始まり、扇子と手ぬぐいを使った動作が何をしているところか当てるなど、観ている人とやりとりをしながら和やかな雰囲気で行われました。そして小噺(短い笑い話)と落語「動物園」。笑いました。黄昏亭駄らくさんの人柄が表れるような語り口にコロナ渦の中、ほのぼのとした楽しい時間を持つことができました。わかりやすいていねいなお話だったので外国人の方にもわかりやすかったと思います。開催にあたっては感染対策を十分に行ったことも付け加えておきます。(原稿作成 交流英語ボランティア)                                                 


以下は外国人参加者の感想です。

ブラジル出身 Koji Takano
今日が僕の最初の落語でした。すごく面白かった!最初は何もわからないと思ったけど落語家はやさしい日本語と絵も見せて、いい話をしました。もちろん、時々は意味を分からなかったけど、それでも面白かった。
いい経験をありがとうございます。


ベトナム出身 チャン・クアン・トゥオン
皆さん、日本に来てからどんな日本の文化を体験されましたか。今日、私は初めて落語という日本の文化体験をしました。落語というのは一人でいろんな人になって面白い話を語ります。江戸時代(およそ300年前)から始まります。初めて落語を体験するのでワクワクしてすぐに見たいかなという気持ちがありました。一番心配したことは「内容がわかるかな」ということですが、駄らくさんという落語家がゆっくり語って手振りと身振りを使って伝えたのでわかりやすくなって楽しかったです。皆さんが見てる時に笑い声が出たので落語家がどんどん面白い話を語って、会場が笑い声で爆発するほど盛り上がりました。1時間ほど経ったけど笑い声がおさまらなかった。その光景は多分日本の落語という文化以外ではどこにもないものと思います。ほんとに落語は私の考えている以上に面白かった。1時間ぐらいでで終わってしまい、もっと見たいなと思うくらい私は満足することができたといえます。チャンスがあればまた、皆さんと落語を聞いてみたいと思います。