活動紹介

協会事業
日程
2018年10月3日~10月31日 毎週水曜日・全5回
講座名
興味が尽きない「ベトナム」 Quốc ngữ 入門講座・全5回
講師名
Tran Thi Hoa (チャン・ティ・ホァ先生)
受講者数
受講者14名

私は今年の8月から西尾にほんごひろば「入門クラス」に参加している白髪のニューカマー・日本語ボランティアの超初心者です。


そこで先ず出会ったのが、ベトナム中部・河靜(ハ・ティン)出身で技能実習生の青年です。「みんなの日本語」という教科書のベトナム語版を持って来ていました、またスマホをいつも手元において、ひらがなの手書き入力をしながら勉強をしていました。私もスマホに日越・翻訳アプリを入れて、音声AIを活用して一対一で相手をしているうち、語彙は共通かほぼ同じ。感謝が感恩!音韻変化の法則性が理解できれば漢字が類推でき、意味が分かるではないか。とても面白い、興味深い!“視覚的”にはベトナム語“開眼”でした

中国大陸からみて、大東の日本、大南のベトナム、地下水脈でしっかり繋がっている古代からの漢字文化。その偉大なることを思い知りました。教養とか知識としてではなく、会話の基礎を系統的に学習したいと思い、受講の申し込みをしました。



第1回:27種類の子音と文字表記、先生の口元に集中し見つめ何とか理解したつもり。自宅のPCにベトナム語入力を追加する。

第2回:12種類の母音とフランス語の影響下による文字記号。何とか理解したつもりでも、視覚的に区別ができるだけで“聴覚的”音感では区別がつかない。強固な日本語ネイティブの呪縛があり、脳が全く反応しない。(日本語は、母音5、半母音2、子音13、たったこれだけか。)6種類の「声調」を学ぶと、一気に難易度が上がる、超難解!更に、同じ文字表記でも北部、中部、南部で標準の音価が違う。人称代名詞、性別、年齢区分が7段階もあり、とても多様性に富んだ文化、社会を反映している。

第3回:挨拶、人称代名詞、年齢区分ごとの例文

第4回:自己紹介、国籍、職業、職場、質問と答え方

第5回:数字の音韻変化と紙幣の実物を見せてもらう


楽しいベトナム語入門講座、一通り初歩のレッスンを終えましたが発音の難しさを実感。これは受講者全員の共通認識のハズです。

チャン先生はじめ関係者、一緒に学んだ皆さんありがとうございました。

ベトナム国へ敬意を込めて、難しいからこそ、継続したいと思っています。 (K.I)