活動紹介

協会事業
日時
2018年2月6日(火) 午後2時20分~午後4時10分
場所
西尾高等学校

西尾高等学校1年生の国際理解講座へ、西尾市国際交流協会から3人の講師を派遣し、講演を行いました。講座に参加した生徒の皆さんから感想をいただきましたので、いくつかご紹介します。

ジュダル・フィリップさんへの感想


フィリピンにも、日本と同じように方言があることが分かりました。フィリピンと日本の意外な共通点を見つけられてうれしかったです。でも、日本と違って、電車があまりなく、車が多すぎていつも渋滞していると聞きました。実際の写真を見ると、道は車でうめつくされ、駅は人でいっぱいでした。移動はとても不便だろうなと思いました。
フィリピンの敬語は、文の頭に“Po”とつけるのだそうです。なので、講師の方は日本の敬語はとても難しくて、理解するのが大変だったとおっしゃっていました。


また、国旗の向きや色の配置で、それぞれ平和と戦争という意味があることを知りました。日本には、そういうのはないので驚きました。また、外国語を修得するためには、実際にその国へ行き、その国のことを学ぶことが必要だと聞きました。やはり、実際にふれてみるのが大切なのだなと思いました。また、講師の方は、11年日本語を勉強したと知って、あせらずゆっくり勉強することが、言語を学ぶうえでは大切なことなんだなと思いました。私もこれから、コツコツ勉強していこうと思います。
今回の講話で、異国のことだけでなく、言語を学ぶうえで大切なことも知ることができたので、よかったです。




岡野岬さんへの感想


外国とは、私たちが今までに見たこと、感じたことがないような経験ができる場所だと思った。外国に行けば、ずっと英語を苦手としてきた人でも、習っていた単語が違う意味だと発見したり、周りとともにどんどん話せるようになったりして、英語が楽しくなってくるそうだ。そして英語を使いこなせるようになれば、それだけでも様々な国に行くことができる。私は英語が得意でぺらぺら話せるわけではない。英語1つで新たな世界を感じることができるなら、もっと勉強して知識を増やしていきたいと思った。
「夢があって、その夢を叶えるために進んできた道を途中で変えることは、もったいないと感じるかもしれない。だが、私たちは、自分の言動によって様々な道に行くことができる」と講師さんはおっしゃった。私はそれを聞いて、一度進んできた道がだめでも、あきらめず、いろんな事に挑戦し、経験を重ねていくべきだと思った。その1つが外国に行くことかもしれない。自分の将来のためにも、一度でもいいから外国に行って、日本とは違う刺激を受けたい




メイさん、サイさんへの感想


今日来てくれた講師の方は、2人とも20代でフィリピン人でした。
フィリピンの母国語は英語ではないけれど、スラスラと英語をしゃべっていました。英語は小学校の時から習うそうです。私も小学校の時から英語の授業を受けています。でも、まだあまり上手にしゃべることはできません。私は文系に進み、英語をもっと勉強したいと思っています。でも先生方は学校だけが勉強する場じゃないと言っていました。


英語の映画を観る、音楽を聴く・歌う、英語を話せる人と会話をすることも勉強であり、より早く身につけるコツだそうです。先生方は講座中、間違っててもいいから英語を話してと言っていました。私は話せる人と話せない人の違いは積極的であるかどうかだと思いました。最初は分からないのがあたりまえなんだから、話しながら少しずつ発音を上達させたり、覚えた単語を増やしていくことが大切なんだと思いました。完ぺきじゃないから話さないのではなく、完ぺきになるために不完全なりにたくさん話すことが大切だと分かりました。