第23回 B.L.T.料理教室 ペルー料理
講師:岡村アナマリア先生(ニックネーム:アニータ)
場所:西尾市総合福祉センター 2階調理室
参加者:36名
メニュー:ポテトの唐辛子チーズソースがけ、牛肉の炒め丼、米のミルク煮、
パイ生地クッキー、サラダ
西尾に住むようになって、1?年以上になるアニータ先生。参加者のほとんどがアニータ先生を知っています。B.L.T.の料理教室にも何度も参加し、時には通訳として私たちスタッフを助けくれていましたが、ようやく講師として登場してもらったというところでしょうか?
「初めまして・・・」とアニータ先生の自己紹介にはみんなで大笑い。流暢な日本語でペルーについて話してくれました。ペルーは、赤道付近の熱帯気候の地域と、アンデス山脈の高山地域に分かれ、国の中でも様々な気候があります。また、世界的な文化も古くからあり、クスコの地上絵、マチュピチュの遺跡、インカ帝国など、全てを書き出すことは出来ないくらいの歴史と文化を持った国です。
そんなペルーの料理は、唐辛子を多く使っています。ポテトにかけたクリームに使う唐辛子は黄色の唐辛子。旨味がとてもありますが、下準備するだけでもじんましんが出てしまう人もいるくらい刺激が強いようです。(私もこの辛い空気を吸っただけで咳き込んでしまいました)
牛肉の炒め丼と名付けたロモ・サルタードは、最後に入れた赤ワインビネガーが肉の脂っこさを消してくれて、とても美味しく日本人好みの味でしたが、米のミルク煮は、米を甘く味付けることにちょっと抵抗を感じる人もいたようでした。
アニータ先生は、B.L.T.料理教室が何をやりたいのかということをすごく理解してくれていて、料理だけでなく、国についても話してくれました。この日は西尾にいながらペルーに旅行していたような気分になりました。
B.L.T.がやりたいことはまさにこれです。いろんな国の人、料理を通じて話をする。食べ物を前にして怒っている人はいないですよね?人種とか国の違いとは何なのでしょう?人は誰とでも出会うことが出来、仲良くなれます。この小さなつながりが大切なのではないでしょうか?アニータ先生と出会えたことに感謝します。 (YK)