西尾中学校2年生の英語の授業
2015年6月29日(月)、西尾中学校の2年生の英語の授業に、ゲストティーチャーとして、西尾市国際交流協会から浅井理絵さんが参加された。
最初に英語担任の先生が生徒たちと英会話を楽しんだ。
そのあとに、浅井さんが登場して、やさしい英語と日本語で、自己紹介や「英語を使って仕事をしている人」として、生徒たちに熱く語った。話の途中、生徒が紙芝居を読んでくれたのも、生徒たちの心に訴える力になった。その時の、浅井さんの感想と英語担任、生徒の感想が届いているので、お伝えします。
今回、「英語を使って仕事をしている人」という立場で授業をさせていただきました。
色々な数字をもとに話そうと決めたのですが、正確な西尾市の人口や外国人の数をしっかりわかっておらず、話す前の調査が私自身とても勉強になりました。
「西尾市国際交流協会」や、子どもに身近な「早期適応教室」「多文化ルームKIBOU」といった西尾市の事業が、もう少し、多くの人に知ってもらえるといいな、と思っています。また、今日授業をきいてくれた子達には、「もし自分が○○だったら」(例えば、もし自分が留学したら、もし自分が外国で生活したら)と、相手のことを自分と置き換えて、相手のことを思いやって日々生活してもらいたいと思います。素敵な経験をさせていただき、ありがとうございました。
英語担任の感想
今回、Your job, My job, For our futureという単元で授業を行いました。英語を使ってお仕事をされている浅井さんを講師にお招きして、「KIBOU」でのお仕事の様子や、そこで学ぶ外国にルーツをもつ子どもたちのことについてお話していただきました。
お話を聞いて、「国際交流協会」や「KIBOU」で行われている活動に興味をもち、何か行動できたらと考える生徒も出てきました。
英語は、教室の中でのみ学ぶものではありません。実際に教室の外で使われる英語に興味をもって学んでくれたらうれしいです。
生徒の感想
私のクラスにも外国人の子がいて、日本語で少ししゃべったりもしました。これからは誰かが困っていたら助けられるように英語の勉強も頑張りたいです。それから、今日の授業で、早期適応教室やKIBOUなどの、外国人に日本語を教える場所があることを知りました。私も何かお手伝いができたらいいなと思っています。
これからの英語の授業ではどんどん英語を使えるようにチャレンジしていきたいです。