国際交流フェスタ2019
2019年3月3日(日)西尾市総合福祉センターにて「国際交流フェスタ2019」が開催され、約400名の参加がありました。
午前中の各部のイベントが終わり、午後12時30分より「ふれあいパーテイ」が約250名の参加者を迎えて始まりました。ベトナム出身のレ・ティ・ロアンさんが今年の司会です。
アトラクションにはロックバンド「Ehsan and Friends」が、今流行りのQUEENやボンジョビで盛り上げ、みんなノリノリで聴いていました。その後には山本直明さんのギター伴奏に合わせて、日本語教室の学習者たちが何度も練習したKIROROの「未来へ」を合唱しましたが、いつもより一層大きな声で楽しそうに歌っていました。
続いて、ベトナム出身ダー・ダン・チュオンさんの乾杯の音頭で食事会が始まりました。今年は天候が悪かったにも関わらず昨年より参加者が多く、良かったと思っています。協力して下さった皆さんありがとうございました。
西尾市日中友好協会
西尾市日中友好協会のコーナーでは、昨年実施した「西三河地区日中友好協会 合同中国訪問事業」の写真と報道記事の展示を行いました。
また、例年通り「占いコーナー」を設け、交流会参加者の方々の運勢を占いました。
さらに本年初めて、西三河地区華人の会の代表者が同席し、会のPRなどを行いました。
フェイス ペインティングの感想
初の企画、「フェイス ペインティング」、皆さん楽しんでいただけましたか?
「フェイス ペインティング」に皆さん、来て下さるかしら・・・準備をしながらそんな心配もしました。だけど、そんな心配も、すぐになくなりました。沢山の皆さんの笑顔でブースは一杯になったからです。
朝早くから、世界の絵本の読み聞かせ練習に来たベトナムからのフンちゃんとブラジルからのまゆみちゃんにまずは、「フェイス ペインティング!」
今日読む絵本、ネズミ君の絵(山本画伯のオリジナルです)を頬っぺたに貼りました。
緊張していた2人に自然に笑顔が出てきました。いよいよ、フェスタの開会式もスタート!ブースに来たら、まずは、それぞれの国の旗や、きれいな絵、お気に入りを選びます。貼る場所は、これも、それぞれのお気に入りを選びます。頬っぺたばかりでなく、おでこを希望された方もいました。
「フェイス ペインティング」 なぜだか心が弾むね ・・・そんな言葉が沢山、聞けました。
いざという時に役立つトランシーバーの使い方
初めてフェスタに参加した「西尾アマチュア無線クラブ」です。
みなさんに、「いざという時に役立つトランシーバーの使い方」をテーマに展示をしました。また、団体紹介では、ベトナムの方に通信体験をしてもらいました。災害時等の初動連絡に役立ちます。
海外に進出している企業の紹介
今年度は「あいや様」と「杉浦製作所様」に出展していただきました。スタッフの方々には前日より準備をしていただきまして、ありがとうございました。
「あいや様」による抹茶の接待は、美味しく頂きました。
また、大勢の人に来てもらい、スタッフ一同、喜でいます。
来年も西尾市の企業の発展の為にも多の企業が参加してくれますように願っています。
異文化理解「世界の国の紹介」
今までは一の国の発表でしたが、今回は世界の様々な国の紹介をしました。
海外を見聞した方から、パネルや絵画の展示、また口頭発表による紹介になりました。入り口の壁には大きな50号のインドの絵が飾られていました。
今年は日本語教室の学習者のインドネシア人クスニタさんが司会をし、最初にベトナム語講座を行いました。
講師は、ベトナム人のガーさんで、生の美しい発音を聞くことができました。次に、ロシアの日本人学校に勤めたことのある方にその様子を語ってもらい、その後でシルクロードに行った話をしてもらいましたが、みなさん興味深く聞いていました。
次に昨年出産したばかりのフィリピン人女性に「日本での子育て」を語ってもらい、もう一人、お子さんを置いて日本に来ているフィリピン人女性には「フィリピンから日本に来て」感じたことをいろいろ話してもらいました。
その後で、タンザニアに行って、その国の楽器を奏でることができるようになった日本語講師ボランティアの方から「タンザニア」について話してもらいました。楽器も演奏してもらって馴染みの少ないタンザニアを少し理解できたのではないでしょうか。
最後に、フランスで個展を開いた山本さんに、「Vivaフランス!」をタイトルに楽しかった個展の様子を話してもらいました。終わってから、歌の上手な司会のクスニタさんと観客一緒にキロロの「未来へ」を歌い異文化理解の楽しかった時間を閉じました。
奥のパネルでは、ベトナム人にベトナム語で自己紹介を書いてもらいました。また、海外旅行した思い出の絵画をイーゼルで飾りました。壁には、ベトナムのハロン湾の絵がありました。フィリピンの方からは3枚の作品が届けられました。
西尾にほんごひろば「カラオケ広場」
たくさんの国のことを歌を通して知ることができます。今年はYouTubeから好きな曲を選んで歌えるようにセッティングをしたので、ベトナムやインドネシアなど例年では歌うことができない国の歌も歌いました。外国人が日本語の歌を歌うことはもちろん、色々な国の歌をみんな楽しそうに歌ったり、聞いたりしていました。カラオケを通して国際交流の輪が広がったと思います。
日本語教室(木曜クラス)
世界の様々な国の民芸品や、ネパール在住のアーティストの版画、日本の梅の盆栽を展示し、カフェのような雰囲気の中でみなさんに12種類の色々な国のお茶を楽しんでいただきました。展示品の前で記念撮影をしている方もみえました。
人気のお茶は、ベトナムのコーヒーと、韓国のとうもろこし茶、日本のほうじ茶でした。特に前日にボランティアが炒ったほうじ茶が「とても良い香りがする。」と好評で、お茶の炒り方の説明をしました。
ウエイトレスを担当した学習者やボランティアはそれぞれ出身国の民族衣装でカフェを盛げました。ベトナムのアオザイ、中国のチャイナ服、日本の浴衣、はっぴ等、どれも華やかでした。
あちこちのテーブルから、様々な国の言葉や笑いが飛び交っていて、たくさんの笑顔も会場にあふれていました。お茶というツールが国の架け橋になったのですね。
にしおっこカラフル
にしおっこカラフルの子たちは、3つのことを行いました。
図書館&図書ボランティアさんと一緒にベトナム語とポルトガル語の絵本の読み聞かせをしました。ベトナムとブラジルから日本に来たばかりの二人の中学生ががんばりました。
まだ日本語で話がじょうずにできませんが、図書ボランティアさんと絵本の読み聞かせの練習をしながら、交流できてうれしそうでした。ベトナム語もポルトガル語もじょうずですが、ゆっくりわかるように読むことは難しいようでした。でも、何度も練習しながら、だんだん上手になりました。フェスタの日はベトナムとブラジルのことも紹介できてよかったです。
ブースでは、高校生や中学生がお客さんに自分たちの国のことを紹介しました。みんなで準備した写真を見せながらベトナム、ブラジル、フィリピン、インドネシア、中国、ボリビア、ペルーの紹介がじょうずにできました。自分たちからお客さんに声かけをしたりして、よくがんばりました。
舞台では小学生たちがダンスを踊りました。これまではダンスが好きな子たちがダンスをしてきましたが、今回は高校生が小学生たちにダンスを教えました。高校生たちが小学生をプロデュースしました。練習から、ダンスを決めることから、いろいろ大変でしたが、最後までよくがんばりました。ママたちも練習を手伝ってくれて、心強かったです。
次のフェスタでもみんなで協力してやれたらいいなと思いました。(高校生の感想)
交流英語「World quize」
今年もヨルン先生にご足労いただき、World quizeを英語でやってもらいました。今年は、来場者への呼び掛けをしなくても始めから参加者が多く集まり良かったです。途中、日本語クラスのカラオケひろばが休憩を挟んだことで学習者たちが教室を訪れると満員状態になり昨年の1.5倍以上の人数となりました。
親子で参加した子供達がヨルンさんの英語を聞き取り、適切な解答をするのには驚かされました。ただ、黄色の服から水色の服に変わったドラエモンの問題は、毎年出題され参加者も覚えてしまっているので、潮時かもしれません。英語を介して異国人同士がアニメで共感できるのは素晴らしいと感じました。
今年は榎本さんのアイデアであるフェイスペイントもあり、ベトナムの民族衣裳アオザイを着たカラフルな女性陣や、ピエロ面を被ったパッチアダムスが出現し楽しい雰囲気で盛り上がりました。
ABC英会話「Let’s play together ~みんなであそぼう!」
今年のフェスタも会員の工夫とアイディアで、わくわくするような楽しい会場ができました。特に入り口に飾った風船は、何のイベント会場かな・・・?と覗いて見たくなるほどで、そのせいか来場者も例年に増して多かったです。また、ゲームもボール投げからボーリングに変更し、輪投げも入りやすいように工夫しましたので、幼児から大人まで楽しんでいただけました。おみやげも最後の方は足らなくなるほどの盛況で、会員一同、笑顔で終わることができました。Thank you so much!
ITサロンNIA 「デジカメプリントサービス」
ITサロンNIAは、恒例のデジカメプリントサービスを行い、70枚程をプリントサービスしました。
私達は、パーティーが開かれるふれあいホール前に陣取り、フェイスペインティングして普段とは違った顔の、ウキウキした姿の来場者をカメラに収めました。出来上がった写真を見ながら仲間と笑顔で楽しそうに語り合っている様子に、私達メンバーも幸せな気持ちになりました。10時開始で11時30分終了まで受付、写真、プリントと各係は大忙しでしたが、この写真がよき思い出になれば幸いです。
英会話サークル「お抹茶のおもてなし」
当日の会場は紅白の梅、早咲きの桜、黄色のスイセン等、春爛漫の花々がテーブルに飾られ、3月3日の雛祭りに合わせた掛け軸や、筝曲が厳かに流れ、日本ムード満点。そんな日本文化を求めてくるお客様で会場はすぐいっぱいになりました。
外国の小さな子供さんたちも楽しそうにお抹茶をいただいたり、茶道の作法を熱心にスタッフに尋ねている家族もいたりして、会場は瞬く間に和やかな雰囲気に溢れ、お客様は満足げに会場を出て行かれました。そんな様子を見ていると、お抹茶の接待が外国の方々をはじめ、全てのお客様との心を紡いだようで、スタッフ一同、心が温かくなりました。