餅つき体験
2018年2月4日(日)の寒い朝、伊文神社には何人ものボランティアが集まり、餅つきの準備が始まっていた。木片を燃やし、お湯をわかし、もち米を蒸す。石臼を温めるのだって、あれこれ手間である。
でも、ひとたびもちつきが始まると、学習者が杵を持って楽しそうに餅をつく。石臼にあててコンと音を出してみんなに笑われたり、餅をかえす人の手をつきそうになったり・・・。
隣の伊文福祉会館の方では、つきあがった餅をあんころ餅にしたり、きなこをまぶしたりして、みんなにふるまう。ボランティアは海苔やあんなどの買い出しはもちろん、自分でよもぎのペーストや漬物を作って持って来る人もいる。寒い屋外で半日、餅つきの世話をしたり、前日からもち米を水につけて準備したり、本当によく動く。
外国人学習者やボランティアみんなが一緒に食べ、おしゃべりする様子を見ているとうれしくなる。あんをくるんだよもぎもちは作るそばからなくなっていった。みんなのおなかに消えた。
みんなの喜ぶ姿がボランティアのエンジンなんだろうと思えた「もちつき」だった。(M.K)
「もちのつくりかたが おもしろかった」
私はインドネシアからきました バクリ マナイ です。
きょうは、私は、ともだちといっしょに じんじゃで もちのつくりかたを みています。もちは、インドネシアにはありません。ですから、もちのつくりかたを しりたいです。そして、もちのつくりかたを せんせいにききました。
まず、こめを どようびの よるぐらいから にちようびのあさまで ひやしておきます。そして、こめをむします。むすのはすごくながいじかんが かかります。それから、よくむせたら、うすのなかへいれます。
そして、おもしろいことをやります。むしたこめをたたいてつくります。たたくこともじかんがかかったり ちからもいります。ともだちがこうたいして、たたいてつくります。
私はやらなかったけれど、みているだけでも おもしろいです。しゃしんをとりました。そのしゃしんを インドネシアのかぞくにおくります。かぞくも もちのつくりかたがおもしろいといいました。私は、もちをいっぱいたべました。おいしかったです。ほんとにうれしいです。こんど インドネシアにかえったら、やってみたいです。