活動紹介

協会事業

「○○語、通訳できる人いない?」
「週に1回程度通訳や翻訳してくれる人、いないかな?」
といった問い合わせが、毎年あります。
「通訳の仕事をしてみたいけど、自信がない・・・」
と言う人もいます。
そこで、通訳がほしい人と通訳したい人がうまくマッチングできるように、登録をしてもらい、研修も重ね、一緒にスキルアップしていくチームを作りたいと思っています。それが多言語サポーター制度です。


今回は、「多言語サポーター」として活動するための、研修をを行いました。
参加者たちは、企業で通訳をした経験がある者、行政で通訳をしたことがある者、家族のために通訳をしたことがある者、現在も通訳をしている者、通訳を依頼する側の者などいろいろな経験がある方々でした。
1日目の研修では、コミュニティ通訳をする上での大切なこと、基本を確認することができました。日本語や母語で話し合うことができて、とても楽しそうでした。



参加者たちからは、「初めて知った」「大事なことを再確認できた」「事前に内容確認する大切さを再確認した」「自分の能力を超えた仕事の依頼の場合は、断る勇気も大切だと知った」「通訳を依頼するほうもしっかり準備して事前に共有したい」といった感想がでました。




来週は、講師の先生の職場で実際の相談現場を見学に行きます。


西尾市の外国人市民は人口の約7.6%を占めています。
地震・台風・津波といった災害が起こったら、日本語がわからない市民のために、“自信ないけど、通訳をやってみたい”と思っている人たちの助けも必要になってきます。
医療・行政・教育・司法など公的サービスを受けるときに「ことばの壁」に直面する外国人のために専門家と外国人の間で通訳することを「コミュニティ通訳」と言います。コミュニティ通訳としての資質を高め、「多言語サポーター」として活躍することができるよう、引き続き研修に取り組んでまいります。