活動紹介

協会事業


2023年9月24日(日)14:00から一色カーネーションホールでマンガ家、星野ルネさんの講演会がありました。83人聞きに来てくれました。ホール外の広場ではone color projectによるマルシェでにぎわっていました。一色太鼓の披露もありました。福祉センターからバスで到着する日本語学習者たちのために、予定していた演奏時間を1時間後にずらしてくれました。おかげで学習者たちはすばらしい太鼓の演奏を聴くことができました。また、太鼓もたたかせてもらい、大喜びでした。

星野ルネさんは、子どもの時、アフリカのカメルーンから日本に来ました。これまでの体験や感じたことをマンガで伝えています。“国籍を超えて、同じ世代の間には共通点がある”、“どの国もすごい田舎もあれば都会もある”と言っていたのが印象的でした。「違いを楽しめる社会に」というテーマでのお話でしたが、“正解はない”と言っていました。“考え方”を教えてくれたお話でした。

海外から日本にやってきて今頑張っている3人の感想を紹介します:
「娘と二人でルネさんの講演会に参加しました。日本で生まれ育った娘でしたが、ルネさんの『日本とカメルーン、両方が恋しい』という話に共感し、「うん、うん」とうなずいていました。娘にも日本で育った外国人として、ルネさんのように日本と母国を愛し、心豊かな人になってほしいなあと思いました。とても貴重な時間をありがとうございました。」

「ルネさんの話は、わかりやすく、ユーモアがあって、私達外国人だけではなく、誰にとっても楽しめるものだと思いました。ルネさんは、お話が上手で、質問しやすい雰囲気を作っていました。お話の後の本の販売の時間も一人ひとりの話をしっかりと聞いてくれて、とても素敵でした。今日の講演会に参加出来る機会があったことに感謝してます。本当はルネさんの話は小学生から高校生、先生方にも聞いていただけるといいなと思いました。」

「日本で暮らす外国人達が体験している嫌な事とかを代わりに伝えてくれていました。私も体験したことがあります。外国人だから絶対に英語が話せると思われていること、お弁当を見て変な顔をされること、何か悪い事があった時は外国人がやったと思われることなど。他にも嫌なことがたくさんありました。異なる文化の間でうまくやっていく方法、仲間の大切さも教えてくれました。自分が日本に続けて働いていく勇気もくれました。ありがとうございました。」

モロッコ地震の被害者に対する募金活動も行いました。¥9,071集まりました。早速、日本モロッコ協会へ寄付をさせていただきました。ありがとうございました。

世界のなかまとつながろう!~わかるとかわる~